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CCIを利用したサインツール
バイナリーオプションの裁量トレードでCCIを活用されている方は多いと思います。
CCIはある一定の値を超えたり、下回ったりした場合に、逆張りを狙えるインジケーターですね。そんなCCIのパラメータを変更して、ある値を超えたら、下回ったらアラートで知らせてくれるサインツールがあったら便利ですよね!
そんな方のために、今回ご紹介するサインツールは、CCIを利用して私(みー)が作成した、
【mi_CCI_Signal】
です。
CCIとは
まずは、CCIの簡単なご説明から。
CCIとは、テクニカルチャートのひとつで、「Commodity Channel Index」(商品チャネル指数)の頭文字をとった略語です。
その名前の通り、もともとは商品先物市場での相場分析に用いられたテクニカル指標ですが、FXなど多くの市場でも用いられています。分類としてはオシレーター系指標の一つとして数えられるものの、相場の過熱感(買われ過ぎ/売られ過ぎ)から逆張りに用いるというよりは、相場の方向性を判断してトレンドフォローに用いることを得意とします。
CCIは日本のトレーダーにはあまり人気がないようですが、欧米では広く使用されています。また、MT4のPCアプリやスマホ用アプリで標準に含まれていますので、誰でも使用可能です。
CCIの特長としては、何より、他のオシレーターに比べて反応が早いところですよね。上限、下限の値が決まっておらず、RSIのような0~100の範囲内ではないため、使い方によっては、より早く逆張りのポイントを見つけることが出来ますよね。
CCIと同じ期間で設定したEMA(Exponential Moving Average)よりも、トレードシグナルが早く出るという点も、CCIの大きな特長だと思います。
mi_CCI_Signalとは
CCIを使用して逆張りのエントリーポイントをサインとアラートで教えてくれる、サインツールです。
やはり、日頃、CCIを使用されている方にオススメですね。私は個人的に、RSIよりCCIの方が逆張りのポイントを早く検知できるところが好きですけどね。
「mi_CCI_Signal」の特長をご紹介しますが、基本動作は全て、私のサインツールで一番人気の「mi_RSI_Signal」と同じですので、「mi_RSI_Signal」の記事を参照してください。
本記事では、「mi_CCI_Signal」のオリジナル部分のみ記載します。
★勝率も「mi_RSI_Signal」と同レベルです。
1.CCI判定パラメータが変更可能
サインツールは多数ありますが、自分にあった判定値をカスタマイズできるものは少ないですよね。
【mi_CCI_Signal】は、7つのパラメーターが存在しており、自由にカスタマイズが可能です。
デフォルトの値は5分足が推奨ですが、例えば、1分足で利用される場合には、適切な値に変更してより高い勝率を狙うことができます。
AlertON | アラート機能のON/OFFです。 |
CCI_Period | CCIの期間を指定します。CCIのデフォルトは「14」ですが、逆張りの反発を狙いたいため「9」にしております。 |
CCI_High | アクティブなローソク足のCCI上限値です。この値を超えた場合が逆張り(Lowエントリー)条件となります。 |
CCI_High_prev | アクティブなローソク足の一つ前のCCI上限値です。この値を超えていない場合が逆張り(Lowエントリー)条件となります。 |
CCI_Low | アクティブなローソク足のCCI下限値です。この値を下回った場合が逆張り(Highエントリー)条件となります。 |
CCI_Low_prev | アクティブなローソク足の一つ前のCCI下限値です。この値を下回っていない場合が場合が逆張り(Highエントリー)条件となります。 |
isTitle | 「mi_CCI_Signal」のタイトルを表示するか否かです。デフォルトは非表示(false)です。 |
CCI_High_prevと、CCI_Low_prevが高勝率のポイントとなります。
1つ前のローソク足の状態を見ることで、より精度の高い境界値の判定が可能となります。
判定ロジック
mi_CCI_Signalの判定ロジックについてご説明します。
Highエントリー条件
- 条件①:ローソク足のCCIがCCI_Lowの値を下回っていること
- 条件②:1つ前のローソク足のCCIがCCI_Low_prevの値より大きいこと
条件①と②を満たしている場合、Highエントリーのサインを出します。
Lowエントリー条件
- 条件①:ローソク足のCCIがCCI_Highの値を超えていること
- 条件②:1つ前のローソク足のCCIがCCI_High_prevの値より小さいこと
条件①と②を満たしている場合、Lowエントリーのサインを出します。
パラメータの変更例
【mi_CCI_Signal】が提供するパラメータを変更することで、
CCIが100.0を上回ったらアラート
CCIが-100.0を下回ったらアラート
という単純なアラート機能としても利用も可能です。
※当然、このときの勝率も出ますよ。
- 「14」 :CCI_Period
- 「100.0」:CCI_High
- 「100.0」:CCI_High_prev
- 「-100.0」:CCI_Low
- 「-100.0」:CCI_Low_prev
mi_CCI_Signal入手方法
【mi_CCI_Signal】を利用したい方は、2つの方法のいずれかで私へご連絡をお願いいたします。
- 方法①:LINE@への登録【断然オススメ】
- 方法②:お問い合わせページ
ご連絡いただくメッセージですが、
【mi_CCI_Signalのサインツール利用】
でお願いいたします。
本サインツールのダウンロードURLを送付させていただきます。
mi_CCI_Signalの修正履歴
2021/08/04 新規作成
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